ため息の驚くべき効果でリフレッシュ
ため息をつくと「幸せが逃げていく」と言われたことはありませんか?
マイナスイメージのため息ですが、
驚きの効果があることを知っていましたか?
今回は、ついつい出てしまうため息の意外なお話です。
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目次
◻️ ため息が出る原因
◻️ ため息のメリット
◻️ ため息のデメリット
◻️ おわりに
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◻️ ため息がでる原因
◎ 酸欠状態を改善しようとしている
人間は、ストレスや緊張状態が続くと呼吸が浅くなります。
また、ストレス状態が続くとどうしても下を向き、
必然的に姿勢が悪くなり、
呼吸が浅くなることにつながります。
呼吸が浅くなると、身体に十分の酸素を取り入れられなくなるので、
酸欠状態になります。
この酸欠状態を改善するために、
浅くなった呼吸を深い呼吸に戻し、
身体はため息をつこうとするのです。
◎ 自律神経のバランスを保とうとする
ストレスや緊張状態の人は
どうしても自律神経の交感神経が優位になりがちで、
これが、不眠や身体の不調の原因にもなっています。
ため息をつくことで浅くなった呼吸を深くし、
交感神経の興奮を抑え、
副交感神経をしっかり働くようにしてくれます。
◻️ ため息のメリット
◎ ホルモンの活性化
ため息をつくときは自然とお腹から息を吐くため、
腹式呼吸をしているのを同じ状態になります。
腹式呼吸は脳内ホルモンを分泌させる効果があるので、
ため息をつくと自然にホルモンが活性化されているのです。
◎ 血行促進
ため息による深い呼吸で身体に酸素がいきわたります。
酸素は血液によって身体中に運ばれるため
血流量が増えて血行がよくなります。
◎ リラックス効果
ため息をついたときには、吸う量の2倍の息を吐いていて、
大量に息を吐くことで
副交感神経が優位なりリラックスした状態になります。
◎ ストレス発散
悩み事や嫌なことがあったとき、無意識にため息をついてしまいます。
これは酸素をいっぱい取り入れることで
気持ちのリフレッシュを図っているのです。
◎ 疲労回復
疲れの原因は身体の中に活性酸素が溜まっているからです。
ため息により、
新鮮な空気をたくさん取り入れることで活性酸素が減っていきます。
◎ ネガティブな感情を軽減
不安や心配事をしているときにも
交感神経が優位になって緊張しています。
深い呼吸により、緊張がほぐれ、
血行も良くなることでネガティブな感情が薄れていきます。
◻️ ため息のデメリット
◎ 周りの人を不快にする場合がある
ため息は、自分にとってはいい効果があったとしても、
周りの人たちに多大なストレスを受けているかもしれません。
◎ ため息をし続けると鬱状態になる
ため息は「うつ病の初期サイン」といわれ、あまり多い場合は要注意。
◻️ おわりに
ため息のつきすぎは、身体の不調に対する防衛反応とも考えられます。
ストレスを溜め込んでいないか?
きちんと休息はとれているか?
今一度、自分を振り返って見ることも大切なことです。
多くのお客さまに継続してご愛用いただき、お陰さまで継続率90%以上です!